アイゴの布小物(こもの)
「生活をもっと私らしく。一人暮らしのアイディアからうまれた布小物たち」
オリジナルデザインの刺繍を制作されている「アイゴの布小物」さんに、宮崎県の特産品「日向夏」をモチーフにした刺繍(近日販売予定)を制作していただきました。
オリジナルの布小物も型紙から制作されているアイゴさん。ものづくりを始めたきっかけなどをお聞きしました。
Q:どのような「もの」を制作されていますか?
生活のなかで自分が使いたいと思った布小物を手作りしています。使うシーンを考えながら、型紙からオリジナルで制作するのが好きで、バックやポーチ、エコバック、ランチョンマット、鍋敷き、トイレットペーパーホルダーなどをミシンを使って手作りしています。
暮らしのなかで自分の気になった事をできる範囲で解決しようと考えていて、例えばですが、私はテーブルにコップを置く時、「カタッ」と音が鳴るのが気になるんですね。そこで、テーブルとコップに優しい素材でランチョンマットを制作しようと思い、布と布の間にタオルを挟みステッチをかけ、オリジナルキルトのランチョンマットに仕上げました。
コップを置く時の音も気になりませんし、タオルを挟んでいるので、市販のキルト生地にはない優しい柔らかさがありとても気に入っています。
葉っぱとハートの形のランチョンマット。鍋敷きにも使えます
柄違いのリバーシブル仕様。タオル入りのキルトは曲げた心地がとても柔らかい
Q:ものづくりはどのような思いで始めましたか?
私はパソコンを使う事が多い仕事で、職場ではパソコン画面と長く向き合っています。そうすると、自分で手を動かして思いついたアイディアで、ものづくりをしたい!という思いがフツフツと生れてきて、、、自分用に布小物を作り始めた事がきっかけです。
市場で安い商品が手に入る時代ですが、手間ひまかけて自分にちょうどよい「もの」を自作する楽しみを知ってしまいました。そのうち家にある布製品のほとんどは自作したハンドメイド品に入れ替わっているかもしれません(笑)。
Q:アイゴさんは刺繍が得意ですが、刺繍を始めたきっかけは何ですか?
いつから好きだったのか、覚えていませんが、本や画像や動画などで刺繍は良く見ていました。振り返ってみると、大学で海外研修に行った先で購入した、ビーズを縫い込んだ刺繍ポーチがきっかけだったと思います。
その刺繍を見ながらどうやって作ればいいのか考え始めて、自分でも刺繍を始めました。今では自身で図案をデザインし、オリジナルの刺繍を作っています。
オリジナルデザインの花模様の刺繍
アイゴの布小物さんの手縫い刺繍「日向夏」のコットン巾着
→アイゴの布小物さんの商品はこちら
《つくり手のご紹介》
・アイゴの布小物(布小物の制作)
・所在地:福岡県
(以上)
・インタビュー:西原玲子(とあると)
・更新日:2024年7月11日
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